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手汗のETS手術の代償性発汗をきちんと知ろう

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ETS手術を考えているけど代償性発汗についてもう少し知識を得たい。後悔したくないので、ETS手術を受けるかどうかの判断材料にしたい。手術をする前に、他にできる手汗対策があるのならそれも知りたい。

こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

  1. 手汗の手術による代償性発汗を知る
  2. ETS手術を受ける前にやるべきこと

 

私は多汗症歴25年です。

多汗症専門医のいる病院で、ETS手術の説明会に参加したことがあります。そこで、代償発汗の副作用について詳しく説明を受けたので手術を見送りました。

ETS手術の副作用、代償生発汗について見ていきましょう。

 

1.手汗の手術による代償性発汗

代償性発汗のパーセンテージ

代償性発汗が発症するパーセンテージは約70%と言われています。

ETS手術を行うと程度の差はありますが、ほとんどの方に代償発汗が起こると言えるでしょう。

病院A

多汗症手術後に胸や胴や大腿部の汗が多くなったという人が30~70%います。これを代償性発汗と呼んでいます。

病院B

平成 17年から 24 年までに ETS を施行した 228 例のデータを解析。

【代償発汗】

  • 全く感じない方が 13%
  • 暑いと汗が多くなるが気にならないと感じる 61%
  • 暑い時の汗が気になるが日常は困らない 16%
  • 暑いと多量の汗が出て苦痛で困っている 6%。

多汗症の専門医の病院を受診すれば、最終手段としてETS手術を教えてもらえます。

もちろんきちんとした判例や、代償発汗の副作用について丁寧に教えてもらえるはずです。しっかりとお医者さんのお話を聞きましょう。

代償発汗という副作用について、あまり話してくれないような先生の場合は、セカンドオピニオンを探した方が良いです。利益優先のため副作用について説明がおろそかになる病院も少なからずあるからです。

近年では代償発汗を抑えるために、まずは右半身だけの手術や、効果の軽い部分の神経切断から始めるケースが多いです。

その手術を行った後で、どのくらい代償発汗が発症するのかを経過観察(1〜2ヶ月)を行なった上で、左半身も手術を行うのかを決めます。

ただし、そのケースにおいても一部の方は大量の代償発汗に悩むことには変わりありません。以下で代償発汗で苦しんでいる方のツイートをご紹介します。

 

代償性発汗の辛さを知る

代償発汗で悩んでいる方の辛い経験を知っておくのは大切です。

ツイッターで「代償発汗」と検索すると数多くのツイートが出てきます。

こういったETS手術の負の部分についても、手術前にきちんと受け止めておかなければなりません。安易に統計上満足している人が多いというだけで、ETS手術に踏み切るのはお勧めしません。

クラウドファンディングで資金を集めて、原発性局所多汗症の認知のために映像を作っておられる本間洸貴さんをご存知でしょうか。彼自身ETS手術を受けた一人ですが、代償性発汗で苦しむ患者さんでもあります。

資金募集ページに代償性発汗が出た時のTシャツの写真が掲載されています。この写真を見れば代償性発汗の凄まじさを思い知らされます。

本間洸貴さんのクラウドファンディング紹介ページ

※募集はすでに終了しています

 

代償性発汗に悩んでいない人の事例

もちろん代償発汗に悩むことなく、快適な日常生活を送れるようになった方も多くおられます。

ETS手術で快適になった方は、あまりツイートなどしなくなるでしょうから、そういうコメント自体目にする機会が少なくなると思います。

ただ、私が言えるのは、あなた自身がETS手術を行なって代償生発汗に悩む人生になるのか、それとも快適な生活を得られるのかは単なる運まかせだということです。

ETS手術というのは、個人によって症例も代償発汗の程度もさまざまなわけですから、ある意味賭けのような手術を行う前にまだまだやれることはあるということです。

 

2.手術を受けるかどうかの前に

 

ETS手術は賭けであり最終手段

ETS手術はあくまでも賭けです。今後、もっと画期的な手術方法が発見されるかもしれません。また、手術をしなくても手汗を改善する方法が開発されるかもしれません。

実際、日本よりも医療が進んでいる外国では、日本で発売されている制汗剤よりも効果が高いと評判の製品があったり、日本では発売されていない家庭用のイオントフォレーシスが一般的です。

まずは多汗症対策の知識を身につけるところから始めましょう。

 

手術の前にできる対策はある

ETS手術を行う前にできる対策としておすすめの2つをご紹介します。

私は主に以下の2つをおすすめします

おすすめ

  • 家庭用イオントフォレーシス
  • デトランスα(手足用)

それぞれ解説します。

 

家庭用イオントフォレーシス

日本では家庭用のイオントフォレーシスの機械は販売されていません。ですが海外では家庭用イオントフォレーシスのキットが購入でき、かなり一般的です。

病院に通いながらイオントフォレーシスを行うのでは時間も費用もかかる上に、毎日通えるわけではないので効果がそれほど期待できません。

一方、家庭用のイオントフォレーシスのキットがあれば、毎日繰り返し使用可能なので手汗や足汗を止める効果も出やすいです。しかも一度キットを購入すれば、消耗品以外はずっと使えますので病院に比べて経済的です。

私が使用しているのはカナダ製のDermadry(ダーマドライ)です。

Dermadry(ダーマドライ)

・40ドルoffになる岡本(ASEMI40)のクーポンコード付き。
・Amazonと消耗品購入にはクーポン不可。

ダーマドライについては現在試し中です。また効果などわかりましたらレビュー記事を書きます。

 

デトランスα手足用

医療先進国デンマーク製のデトランスαもおすすめです。

イオントフォレーシスのキットは、初期投資で3万5千円程度かかりますが、こちらのデトランスαならかなり初期費用を抑えて試すことができます。

デトランスαの脇用は多くの方が愛用しており、YouTubeにもレビュー動画が数多くあります。手足の汗よりも、脇汗で悩んでいる人が多いからでしょう。

一方、デトランスα手足用も満足度がとても高いので、一度試してみるのは良いでしょう。制汗剤というと、これまであまり効果がなかったという多汗症レベル2や3の方にも、デトランスαは効果を発揮してくれます。

デトランスα(手足用)

ETS手術の代償製発汗まとめ

今回の記事では以下の2点についてお伝えしました。

ポイント

  1. 手汗の手術による代償生発汗を知る
  2. ETS手術を受ける前に出来ることがある

代償発汗について知り、ETS手術はあくまでも賭けのような治療法であるということをわかっていただきたいです。ですので、手術を行う前にはありとあらゆるそれ以外の治療法を試し尽くしてからの方が良いでしょう。

私も手術は見送って、イオントフォレーシスとデトランスαで汗を抑えています。

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